そのシミュレーション、
お花畑じゃないですか?
S&P500の歴史が教える
出口問題と高配当の話
- ▶あのシミュレーション、何が問題なのかを具体的に解説
- ▶ITバブル崩壊・リーマンショックの実際のS&P500ポイント数値
- ▶1980年から20年積立した人が2000年定年→その後どうなったか
- ▶投資の「入口」と「出口」を初心者にわかりやすく説明
- ▶高配当ETFのNISAでも税金かかる問題とその理由
- ▶パパが毎月4万円をどう分けているか(結論)
よくある積立シミュレーター、見たことありますよね。「毎月4万円を年利7%で20年積立すると2,000万円超え!」ってやつ。数字としては嘘じゃないんですよ。でもあのグラフが教えてくれない「現実」があります。
え、2,083万円って書いてあるじゃないですか。老後2,000万円問題解決ちゃうんですか?
そうなんです。40歳から始めて60歳でぴったり2,000万円超える計算になってる。
でも、この計算が”お花畑”な理由が3つあります。
① 「毎年7%成長し続ける」という前提で計算されている(現実は上下する)
② 「60歳の退職時点に暴落が来ない」という前提(来たらどうなる?)
③ 「2,000万円の景色を見た後に、半値になっても取り崩せるか?」という心理的問題
📉 S&P500の歴史(ITバブル〜リーマン)実数で見る
「でも長期で見れば右肩上がりでしょ?」という話は正しいです。ただ、その「長期」が具体的に何年なのかを知ってほしい。
| 暴落 | ピーク→底値 | 下落率 | 下落期間 | 高値回復まで |
|---|---|---|---|---|
| ITバブル崩壊 | 1,527→776pt | 約-50% | 約2年半 | 約13年 |
| リーマンショック | 1,565→666pt | 約-57% | 約1年半 | 約5年半 |
13年って……それ高値回復したのって何歳になってるんですか?
そこなんです。それを具体的なシナリオで見てみましょう。
😰 1980年から積立した人が2000年に退職したら
ここが一番リアルに刺さる話です。実際の歴史と重ね合わせてシミュレーションしてみます。
実際の1980〜2000年は日本バブル・米国好景気が重なっていたので、2,000万円どころではなくもっと増えていたはず。ただここでは「ちょうど2,000万円になった瞬間に退職した」というわかりやすいイメージで説明しています。現実はもっと増えていた分、暴落の落差もより大きかった可能性があります。
13年後の73歳にならないと
同じ景色が戻ってこなかった
それは怖すぎる……。でもこれって昔の話じゃないですか?
それが、次に40歳から始める人にも同じことが起きる可能性があるんです。2000年を例にすると退職と同時に来ましたよね。いつ暴落が来るかは誰にも分からない。退職の日に来ないとも言えないんです。
🚪 投資の「入口」と「出口」を正直に説明する
ここで大事な概念の説明です。投資には「入口」と「出口」という考え方があります。
“`
“`
🏦 インデックスの「ファンド内再投資」の仕組みと出口の弱点
インデックスファンド(S&P500やオルカン)のすごいところは、ファンド内で配当金を再投資してくれることです。受け取った配当金にそのままファンド内でまた株を買ってくれる。理論上、税金が課税されるタイミングが遅くなるので複利効果が最大化されます。
それって最高じゃないですか!
入口は最高なんです笑。問題は出口。2,000万円になった資産が暴落で1,000万円になってるとき、あなたは売れますか?
2,000万円の景色を知った状態で半値の状態で売れますか?って話です。
「売ればお金になる」という理屈はわかる。でも人間の心理として——
2,000万円 → 暴落 → 1,000万円の状態で「今売ります」と言えるか?
「もう少し待てば戻るかも」「こんな値段で売れない」という心理が働く。
でも生活費は必要。その葛藤が出口問題の正体。
💰 高配当ETFがなぜ出口問題を解決するのか
ここで登場するのが高配当株・高配当ETFです。
-
✦
売らなくていい——配当金が自動で口座に振り込まれてくる -
✦
暴落中でも配当金は来る——資産が半値でも年に数回入金される -
✦
「使いやすい」——金額が決まってるから生活費に組み込みやすい -
✦
心理的ストレスが少ない——暴落してても「配当が来た」でホールドできる
配当金
入金
配当金が
増え続ける
最初のうちは配当金なんて数百円です笑。だから正直、暴落してようがバブルであろうがタイミングを測る必要はほとんどない😂
でも厨二病のパパは当時からファンドマネージャー気分で「今日は〇〇が下落してる……仕込みチャンスや!」とか言いながら数百円の配当金で高配当株を買い増してました笑。
積み上がるにつれて配当金の金額も増えていく。そのうち数千円→数万円になる。そしたら本当に暴落時の買い増しが意味を持ってくる。最初は厨二病でOK。続けることが正義です。
NISAは「日本での税金が非課税」になる制度です。でも米国株の配当金は、配当が支払われる時点でアメリカが先に10%の税金を引いてから日本に送ってくるんです。
配当100円 → アメリカが10%引く(-10円)→ 日本に90円届く → NISAなら日本分は非課税
→ 結果的に10%分は取られてしまう(これを「外国税額控除」と言う)
VYM・HDV・VIGなどの米国ETFはこれが適用されます。一方、日本の高配当ETF(1489・日本版SCHDなど)はこの問題がなくNISAで完全非課税になります。
配当金をどう使うかは自分で決めればいい。若いうちは再投資して雪だるまを大きくする。老後は生活費に充てる。これが「自分がファンドマネージャーになる」という感覚です笑。
🎯 パパの結論:月4万円をどう分けるか
ここまで読んでくれた人、お疲れ様でした笑。結論です。
→ 長期で大きく育てる
→ 複利で雪だるま式
→ 出口は難しい
→ 配当金が自動入金
→ 出口が簡単
→ 暴落中も配当は来る
「15万円」は年に何回か振り込まれてくる
インデックス100%だと20年後の元本約1,000万円が2,000万円になり、暴落で半値の1,000万円になったとき、取り崩す以外に選択肢がない。でも半分を配当株にしておけば、高配当分の500万円が3%の配当を出してくれれば年間15万円が自動入金される。売らなくても15万円は使える。これが最強のロジックです。
なるほど!でも高配当の方が成長は遅くなりますよね?
そうです。インデックスに全部入れた方が理論上の最終資産は大きくなる。でも「最終資産が大きくても使えなかったら意味ない」というのがパパの考えです。
勝てる確率が高い投資より、使える投資をする。それだけです笑。
積立シミュレーションの数字は正しい。でも「60歳の退職日に暴落が来ないという前提」が入ってる。歴史を見れば、来る可能性は十分ある。
インデックスだけでも全然アリだし、長期で見たら最強。でも高配当を混ぜると「出口が選べる状態」になれる。それがパパが両方持っている理由です。
- ▶あのシミュレーションは「ずっと7%成長・退職時に暴落なし」という前提で計算されてる
- ▶ITバブル崩壊でS&P500は約-50%(1,527→776pt)、2年半かけて下落
- ▶リーマンショックで約-57%(1,565→666pt)、2000年の高値回復は2013年(13年後)
- ▶1980年から積立→2000年定年した人は73歳まで2,000万円の景色が戻らなかった可能性
- ▶投資の出口問題=「暴落中でも売らないといけない状況になった時どうする?」
- ▶高配当ETFは「売らなくても配当金が来る」から出口が簡単
- ▶米国高配当ETFはNISAでも米国分10%は課税される(日本の高配当ETFは非課税)
- ▶パパは毎月4万円をインデックス2万+高配当系2万に分けて運用中
- 🏠大阪在住(奈良育ち)。工業系の現場仕事で毎日定時上がり。
- 👧3歳・1歳の娘2人のパパ。毎日ヒヤヒヤしながら笑ってる。
- 🏦住宅ローン返済中(変動金利)。NISAで積立投資5年目。資産1,000万円台。
- ✍️「ローンがあるからこそNISAが必要」をテーマにブログ発信中。
ゆるく続けてます住宅ローン×子育て×NISA普通のパパの積立記録
📷 Instagram: @nijipapapapanisa

コメント